●お題「(仮)内科に行かないか?」

医者(以下、い) コント・デリカットくん

患者(以下、か) コント・ギルバートくん

い「は〜い、次の方〜・・・。」

か「はい。あの〜・・・。」

い「は〜い次の方〜・・・。」

か「無視しないでくださいよ。次は私ですよ。」

い「え〜〜、やだな〜。」

か「嫌がらないでくださいよ。」

い「は〜い、どうしました〜?」

か「あの〜、ちょっと・・・。」

い「待て!言わなくても分かる!」

か「本当ですか?」

い「うむ。・・・、お前はもう死んでいる・・・。」

か「生きていますよ!」

い「おっ、そう・・・。」

か「そうですよ・・・。」

い「では、水難の相が・・・。」

か「あなたは医者でしょう!」

い「で、どうしました〜?」

か「はい。あのですね・・・。」

い「ちょっと待て!」

か「今度は何ですか?」

い「これを吸ってから話してください。」

か「これですか?」

い「はい、どうしました。」

か「あの〜、って声が変わっていますよ〜!」

い「ヘリウムを吸ったからな・・・。」

か「なんで吸う必要があるんですか?」

い「おもしろいかなぁ〜って・・・。」

か「意味はないんですか?」

い「じゃ〜、今度は、モザイクを入れましょう。」

か「このページじゃ分からないネタはやめてくださいよ!

  だいたい、ここまででこんなに幅をとっちゃって・・・。」

い「だってさあ〜。」

か「子供じゃないんだから!

  他の患者さんもいるんですから、さっさとやりましょう!」

い「はいはい。じゃ〜、どうしましたか?」

か「あのですね・・・。」

い「はい、お大事に。」

か「何も言ってね〜よ!!」

い「だって、さっさとやろうって・・・。」

か「いいから聞け〜!腹が痛いんですよ。腹が!」

い「早く言えよ。」

か「もう帰る!!」

い「まぁ、待って。では、ちょっと横になって・・・。」

か「はい・・・。」

い「ふむふむ、ふむふむ・・・、中略・・・。」

か「略すなよ!」

い「ところで、あなた、インフォームド・コンセントって知っていますか?」

か「は〜、聞いたことは・・・。」

い「まぁ、簡単にいえば、患者さん主体の医療のため、

  医者が患者に患者の状態、それに対する処置等の情報を伝えることですよ。」

か「へえ〜。」

い「私は、いつまでも医者が、お医者さまと呼ばれて

  ふんぞり返っているべきではないと思うんですよ。」

か「なるほど。」

い「だから、できるだけ多くの情報を患者さんに

  教えたいと・・・。」

か「そうですね。分かりました。

  では、よろしくお願いします。」

い「では。盲腸っていうのはですね、

  まず、患部が痛くなってね・・・。」

か「はい。」

い「それから反対側の腹部が痛くなるんだよね・・・。」

か「もしかして、盲腸ですか?」

い「いや。全く関係ない。」

か「そんなら説明しなくていいですよ〜!!

  この腹痛に関することを説明・・・。」

い「しかし、これは・・・。」

か「どうかしましたか?」

い「あなた、ご家族は?」

か「はい、家内が・・・。」

い「今度、呼んでいただけますか?」

か「もしかして・・・。」

い「今度、うちでホーム・パーティーをしましょうよ。」

か「まぎらわしいんだよ!とにかく、ガンじゃないんですね?」

い「ガ〜ン!」

か「古いダジャレかよ!!うっ、腹がもっと痛くなってきた・・・。う〜〜!!!」

い「う〜ん、これはおそらくストレスが原因ですね。

  だめですよ。ストレスをためたら・・・。」

か「お前のせいだろ〜が〜〜〜!!!!」

ありがとうございました。

 

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